2020-07-08 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
水産庁にお伺いしますけれども、平成二十六年から平成二十八年まで沖ノ鳥島で行ったサンゴ礁の移植実験で、移植後三年後の生存率は何%だったか教えてください。
水産庁にお伺いしますけれども、平成二十六年から平成二十八年まで沖ノ鳥島で行ったサンゴ礁の移植実験で、移植後三年後の生存率は何%だったか教えてください。
沖縄県が一番多くサンゴの移植実験をやっているんですよ、この日本の中で。それでも移植の成功率はさほど高くない。ということは、緊急避難だから移植するよと言っているんだけれども、移植して死んでしまったら、全く緊急避難じゃなくて、これは自然破壊ですよ。それを伴うような、こういった自然破壊のコストもこの辺野古には含まれているということです。
お尋ねの海草の移植実験でございますけれども、正にその移植実験につきましては、おっしゃいました機械移植及び手植え移植、その二つの方法により平成十年から行っているところでございます。 機械移植実験でございますが、平成十七年度の環境保全・創造検討委員会におきまして、広域的な移植に対する適用性、台風時における減耗の抑制効果について一定の知見が得られたという段階の評価を受けてございます。
移植に当たりましての海草移植実験、それからモニタリング、その結果につきましては、本年十月五日に環境保全・創造委員会が開かれておりまして、それに報告をさせていただいております。 そういう意味で、私どもはこの委員会の方に御報告をして、それで一つ一つ手続的に進めていっている、そういうことでございます。
三月十五日のその海藻草類の専門部会に提出された資料を見ますと、機械による広域移植実験の結果は惨たんたるものなんですね。一月十三日の環境保全・創造委員会では、委員から、被度五〇%以上のものを持ってきたのに残っているのは一〇%程度だと、移植した海草はほとんどなくなっているに等しい、そういう厳しい指摘がありました。
それから、機械化法につきましては、これにつきましてはなかなかうまくいっていない部分もあるということでございまして、今、広域移植実験等、それから減耗対策工法、いろいろ手を加えた上でどれだけ減耗するかという工法の試験を実施して、現在モニタリング中ということでございます。 これにつきましては、環境省さんの方からもいろいろな御指導をいただいて、結果を待っているということでございます。
その埋立て現場に対して、海草を救うための海草移植実験も行っていると聞いていますが、このことに対して先週は岩佐議員の方が質問をしましたので、私は今回はそれに触れません。私は、ここでも是非この環境と経済の両立をどうやってこの問題に生かすことができるかということを問題にしたいんです。
この点について報告書では、機械化移植実験では海草の種ごとの現存量等について全く調査されておらず、面積と移植ブロック群の生育状況をAからDの四段階で示しているのみで、著しく科学的な根拠を欠いている、そう指摘をしています。 また、底生生物についてですけれども、自然藻場では八類、四十一種類が確認されたのに対して、移植地ではわずか四類、四種類しか確認されなかったということです。
ヒメウミヒルモですけれども、これまで移植実験をしてきた海草よりももっと希少で、その生態も明らかになっていませんし、希少であるということは非常にデリケートな植物だということになると思います。ですから、安易な移植をすれば、それ自体が地域個体群の絶滅を招くおそれが強いわけです。新たに発見された希少貝類も同じだと言えます。
○政府参考人(炭谷茂君) 事業者に伴う環境保全措置につきましては、環境影響評価書、また沖縄県知事等の意見を踏まえまして、事業者がまず自ら責任を持って判断をし実施すべきものであるということが基本でございますが、手植え工法の妥当性をめぐる昨年十二月当時の環境監視・検討委員会での委員からの意見として、例えば過去に実施した手植え移植実験はあくまで予備的なものであり、事業実施に伴う本格的な移植の方法の採否の検討材料
ところが、あれから五カ月を経てもう一度、移植実験で成功したはずの海草藻場のモニタリングをしてみましたら、これはついこの間、国と県、そして埋め立て推進派の団体と干潟を守れという市民団体が共同で調査をしたわけですけれども、当時、よいと評価されているところでも事態が悪化しているなど、二月の環境監視・検討委員会の後、内閣府の調査というのは非常に甘過ぎる、環境に対する姿勢が弱過ぎる、こういう批判を各地から受けました
○赤嶺分科員 移植実験について、内閣府は内閣府の立場があり環境省は環境省の立場がありということを大臣は答弁なさいましたが、それは政治的な話じゃないんです。今、泡瀬干潟に求められているのは、環境を守る立場なんです。内閣府の立場や環境省の立場というのは必要ないんです。どの立場が泡瀬干潟の豊かな環境を守ることにつながるのかということを求めているわけです。
○赤嶺分科員 今の答弁だと、二月には海草藻場の移植実験は成功しつつある、しかし、それから経過を経て、あすワーキンググループが開かれる、その結果を見てということですが、その結果、二月とは違う海草藻場の移植実験データの変化が、悪化ということが出た場合には、八月に着工する予定の埋立工事、これの中断はあり得るんですか、いかがですか。
藻場の移植実験の現場を環境省といたしましては実地に確認はしておりませんが、事業者がどのような実験をしているかといった情報につきましては、沖縄県の環境部局との密接な連絡のもとに入手いたしております。 同県に対しまして、必要な助言等を行っているところでございまして、今後とも県と十分連携を取りながら更に一層の情報収集に努めてまいりたいというふうに考えております。
環境破壊に対する批判が高まったために、沖縄総合事務局は三ヘクタールの海草群落を移植する大規模な機械移植実験を行いました。そして、実験は成功したとして、八月には工事に着工するとしています。工事計画では、今後、泡瀬地区の海草二十五ヘクタールを移植をするとしています。実験は、海草群落を長さ二メーター、幅一・五メーター、厚さ二十センチのブロックに切り取って別の地域にただ置くだけのものです。
○政府参考人(武田宗高君) 現在、大規模移植実験ということで、今までに削りました藻場につきましては約一ヘクタールというふうに承知をいたしております。 この海草の活性状況につきましては、去る二月の二十二日に開催されました環境監視・検討委員会に報告されましたが、約六割が良好な活着状況であったというふうに報告をされているところでございます。
また、事業者でございます沖縄総合事務局、それから県でございますが、埋立手続のときに知事から出されました留意事項というのがございまして、これに基づきまして、専門家等から成る環境監視・検討委員会というものを設置をいたしまして、その指導、助言に基づいて海草の移植実験あるいは環境調査等を行っておるところでございます。
この方針を受けまして、事業主体でございます沖縄総合事務局と沖縄県におきまして、埋立てに伴う環境への影響を軽減するということで、予定をしております藻場の移植というものが成功裏に行えるかどうかということを実際に確かめるために、広域のエリアを対象といたしました藻場の移植実験を実施してきたところでございます。
あそこの移植実験、おおむねうまくいったというその現場のモニタリングというのは三カ月ぐらいしか行われていないんですね。モニタリングというのは、普通、素人が考えて、春夏秋冬やるべきものですが、事業着工を急ぐ余り、そのモニタリングについてもずさんで、そして環境を守る役所の方で科学的な確信もないのに、開発庁は事業を再開しようとしている。
環境省に聞きますけれども、環境監視・検討委員会の報告によって、海草の移植実験が成功したと。本当に成功したとなれば、これは世界初の出来事で、環境の専門家の間では沸き立つような議論が起こって当然だと思いますが、移植実験が成功し、そして今後、環境監視・検討委員会の報告によってあの泡瀬干潟の環境は保全される、守られるという認識でしょうか。いかがですか。
特に、今、泡瀬干潟、移植実験が行われていますけれども、この移植先、ここも非常にサンゴが発達をしている海草藻場と群生をしています。非常に貴重な場所です。 今まで述べたように、この自然環境を保全する取組、これは全世界的な流れです。そして、日本国民の世論でもあります。豊かな自然を未来に残す、これは非常に大事な仕事です。
しかし、長官が言っておられるのは──失礼、海草移植実験についてのまとめというのがあるんですね。①、②、③、④と言っております。①、②、③、④いずれも今後の移植技術の改良が図られるべき、モニタリングを継続しなくちゃいけないということが書いてある。
今回の移植実験の目的は、これら八種類の海草をすべて順調に移植、生息させることを目的としているのか、あるいは、このうちどれか一種類でも生息すれば移植実験は成功と見るのか、それをお聞かせください。
あるいは「今回移植実験は、平成十四年二月上旬頃に採取・移植が終了の予定であるが、今後は、移植された海草群落の生態的なモニタリングが定期的に行なわれ、その結果が公表されるべきことがWGによって提案された。」「さらに、移植地の環境条件と生育状況を今後モニタリングすることによって、移植技術の向上が図られるべきことがWGによって提案された。」と。
二十五年の積年の夢が実現いたしまして、平成十二年十二月十九日に埋立事業認可がおりて、みんな非常に喜んでいるわけでございますけれども、その後、海草の移植実験などがある、こういうことで、少しおくれた感がいたしておりますが、先日の報道によりますと、藻場の移植も成功した、非常に順調に生育をしている、こういうことがございまして、今まで懸念しておりました問題が一つ一つ解決をされておりますので、ぜひ一日も早くゴーサイン
大臣は昨日、閣議後の会見で、泡瀬干潟の埋め立てに関して、環境問題では一応めどが立った、あとは県側から計画の需要見通しについて聞いた上で、早急に前に進むことにしたいと述べられ、海草の移植実験をクリアしたとの御認識を表明されたようですが、地元では、移植実験はまだ始めたばかりで、結果が出ていない段階で結論を急ぐのはおかしいとの声も大きく聞こえます。
○岩佐恵美君 そうしますと、大規模な移植実験、これは失敗をしたら藻場の破壊を引き起こしてしまうわけですね。三月に実施した機械による試験移植で移植された海草、これは八月から九月の台風でかなり侵食されたと伺いますけれども、その点はどうですか。
現在、現地におきましては、七月に開催されました環境監視・検討委員会の御意見を踏まえまして大規模な海草の移植実験を実施いたしておるところでございます。
○岩佐恵美君 それは、移植実験なのですか。
クビレミドロの移植実験ですが、既に生息している屋慶名に移植した二カ所、屋慶名という場所なんですが、そこは一カ月後に藻体を確認できたけれども、生息していないところに移植したものは確認できなかったということです。この専門家の方は、生活史が解明されていないのでかなり厳しい、どうやって繁殖するかも解明されておらず、移植技術の確立には三年ないし五年かかると述べておられます。
○岩佐恵美君 沖縄総合事務局は、泡瀬地区環境監視・検討委員会の指摘を受けて、三ヘクタールの海草藻場の移植実験を先に行って、その経過、結果を判断してから本格着工をするかどうかも含めて検討するとして、埋立工事の着工を見合わせました。環境監視・検討委員会を十二月に開いて、移植先の生息状況について見解を聞いて事業着手を判断するということです。
ところが、その事業実施に当たって、泡瀬の干潟に留意をして環境監視・検討委員会が置かれていますけれども、その第二回目の報告では、クビレミドロの移植実験、特に室内における卵からクビレミドロにかえす実験については成功しなかった、そして、移植技術も確立していないというぐあいに聞いております。
二つの区域への移植実験があったわけでございます。それについてはそれなりの成果はありましたけれども、室内実験については発芽は見られなかったという報告がされました。
○赤嶺委員 クビレミドロの移植実験はほとんど失敗しているんですね。卵の発生は確認されていない。特に室内移植実験ではそのような数字も出ているわけですね。 そこで、事業者は大半は国であります。
アメリカの海洋気象局のフォンセカ博士が大変藻場の移植実験の専門家であられるそうでありますけれども、その方も論文の中で、長期的に見ると大変失敗する確率が多い、移植実験が成功したからといって移植全体が成功するというのは別問題なんだというふうに指摘されている。
さらに、瀬戸内海では、先ほど幾つかの例があるとおっしゃったけれども、広島でも同じような藻場の移植実験をやっておられる。
今、国は海草がまばらなところ、つまり疎生域に海草を移植して、海草がまばらなところに移植をして、二十五ヘクタール程度の濃生域を新たにつくり出すということで海草の移植実験をしておりますけれども、その実験の概要あるいは結果について報告していただきたいと思います。
海草の移植につきましては、専門家の指導、助言を得ながら平成十年度より移植実験を行っているところでございます。具体的には、最も優先して生育しておりますボウバアマモ、リュウキュウアマモの二種につきまして実験を行っておりまして、泡瀬地区において藻場の造成が予定されている箇所において、生育の異なる三地点を選定して、一定の区画に移植実験を行っているものでございます。